ライブで絶対に盛り上がるアイドルソング! Vol.1

アイドルというものはバンドと違うことがいくつかある。それは運営者と曲をつくる者と演者それぞれが分業しているということだ。分業しているということは割り振られた役割に全力を注ぐことができるということである。作詞家・作曲家・編曲家が作った最高の音楽に、振り付けを教えられた演者が最高のダンスパフォーマンスを披露する。アイドル全体を見渡してみると数年前とは比べ物にならないほどのクオリティの高い曲が飽和状態で存在する。この記事では溢れすぎて耳にする機会を逃してしまうことがないようにおさえておきたいアイドルソングをいくつか紹介していきたいと思う。なお、この記事ではアイドルに興味のない人でも認知しているようなグループは除いている。
※この記事は不定期で続けていきます。

1. ワンダーウィード – BANJIKYUSU PARTY

まだまだ「地下アイドル」と言われるようなポジションであるワンダーウィード。本拠点ではない名古屋でもワンマンライブを行うなど脱「地下アイドル」の動きをみせている。そんなワンダーウィードのライブを筆者がGirl’s Bomb!!で初めて見たときに、1曲目で披露されたものがこの「BANJIKYUSU PARTY」という曲だ。サビ前の「ハイ!ハイ!ハイハイハイ」という部分では、これに合わせて観客が地に踏み込みを入れる。ライブハウスの地面が揺れるほどの盛り上がりっぷりだ。地面から伝わる振動が気持ちいい。いつもYouTubeのライブ映像だけを見て終わってしまうような人も一度ライブハウスに足を運んでみてほしい。映像だけでは感じることができない魅力をたくさん感じることができるはずだ。

2. まねきケチャ – 冗談じゃないね

2015年に日本ツインテール協会がプロデュースする第二弾のアイドルとしてデビューをした「まねきケチャ」。姉妹グループの姉的存在の「drop」をさしおいて、一年足らずでメジャーデビューを果たした。今やまねきケチャの代表曲とも言える「冗談じゃないね」、実は姉妹グループの「drop」のものである。「冗談じゃないねってまねきケチャの曲じゃん」と勘違いする人も出てくるほど完全に自分のものにした。他のグループを応援する人もこの曲を目当てに「まねきケチャ」のライブを見に来る人も少なくない。「まねきケチャ」は乗れる曲はもちろんのこと、穏やかな良い曲もたくさん発表している。日本ツインテール協会を成功へと導いたプロデューサー「古谷完」が力を入れて本気で運営している。「まねきケチャ」の今後の活動の規模が大きくなることは間違いないと言えるだろう。

3. BiS – nerve

アイドルの情報を得ている人であれば認知度100%と言っても過言ではないくらい有名な曲。わかりやすい振り付けで観客もマネをしやすい。BiSを見るよりもファンを見ている方が楽しいくらいの盛り上がりになる。最近アイドルを好きになった人は要チェックだ。

2010年から「日本武道館で解散すること」を目的に活動していたBiSは、2014年に日本武道館よりもキャパシティの多い横浜アリーナで解散を果たした。絶頂時に解散をすることで伝説となったBiSであるが、解散後寂しさに嘆く声も出ていた。突然、2016年BiSの復活が発表された。

4. LADYBABY – ニッポン饅頭

2人の可愛い女の子の間にゴリゴリの髭を生やした女装した外国人男性のインパクトが強すぎて瞬く間に大きな話題になったLADYBABYの代表曲である。真ん中の外国人男性(レディビアード)は2016年に突然の脱退を発表したが、黒宮れいと金子理江の最強タッグで「The Idol Formerly Known As LADYBABY」に改名し再スタートした。復活後も最初にして最高に盛り上がれる曲としてファンの中でもかなりの人気を誇っている。特に複雑な振り付けでもないのでライブ前には振り付けを覚えてライブに臨むとテンションぶち上げは間違いない!

今後の「The Idol Formerly Known As LADYBABY」の活動についてだが、11月下旬にはKING RECORDSよりメジャーデビューが決定している。空いてしまったレディビアード枠であるが2016年9月17日に行われた復活ライブでは、「メンバーを増やす方向だ」という考えであることを言及した。筆者としては2人だけの今がぴったりなバランスでちょうど良いと感じているのだが。

5. 夢みるアドレセンス – ファンタスティックパレード

「カワイイだけじゃダメなんですか!?」をキャッチコピーに活動する全員ルックス抜群な夢みるアドレセンス。京佳を除く4人すべてのメンバーがモデル出身の今もこれからも大注目のアイドルグループである。

このファンタスティックパレードという曲は若者に大人気のバンド「KEYTALK」の首藤 義勝による楽曲提供である。KEYTALK感満載なこの曲は乗れないワケがない!多くのファンを獲得しているKEYTALKのファンにも夢みるアドレセンスという存在を知らしめるための楽曲制作依頼だったのではないかと個人的には思っている。それでも夢みるアドレセンス史上1位を争うレベルの乗れる曲だ。

盛り上がるアイドルソングから思ったこと

盛り上がるアイドルソングの傾向というものがなんとなく見えてきそうだ。ほぼすべてに共通することは振り付けがダンス経験のない観客でもすぐにマネができるということ。観客が棒立ちであると盛り上がっていないように見えてしまう。盛り上がり感を演出するためには観客を動かすことが一番手っ取り早いし、絶対に欠かせないだろう。難しい振り付けをしているようなグループでありがちなものはただ棒立ちで手拍子だけをしている。好きではない人がみたらつまらなさそうなライブという印象を与えてしまう。なんか分からないけど楽しそうに見える!私も参加してみたい!と思わせるようなアイドルグループが今後も成功するだろうか。一世を風靡したももいろクローバーZのように。

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